首都圏での中学入試は、埼玉校の1月10日から始まります。
埼玉の次は千葉で1月20日から、東京と神奈川は2月1日から。
我が家も「お試し受験」で、1月10日に埼玉の私立中学を午前・午後と受験しました。
結論としては、我が家の場合、お試し受験はしておいてよかったです。
本命校が東京の方は、「お試し受験」を検討している方も多いのではないでしょうか。
東京の本命校受験の前に、埼玉で合格・不合格の出る本番の受験をした体験談をお伝えします。
「お試し受験」我が家はしてよかった!

結論として、我が家は埼玉校での「お試し受験」をしてよかったと思っています。
受験本番が近づくにつれ、塾の模試の数も減ってきます。
場慣れをする為にも、本番の経験を積むためにも、「お試し受験」は有効です。
娘は受験直前期の模試で、過去最低偏差値をとってしまい、親子ともに精神的に大変辛い状況でした。
しかし、最初の1校目で合格がいただけたので、嬉しさと、一先ず安心できました。
今まで勉強してきたことが間違えなかったのだと感じることができたのです。
実際に合格・不合格が出ますので、まずは合格できるレベルの中学を受験し、合格体験をしておきましょう。
埼玉受験をする理由・メリット

本番を体験・経験できる
- 本命校受験前に、1月10日から始まる埼玉校で本番の入試を経験できる
- 本番の雰囲気を身をもって体験できる
入試会場の独特の緊張感や、大人数の中での試験、当日の動き(起床時間・電車・昼食など)を一度体験できるため、2月1日以降の本命校で過度に緊張しにくくなります。
合格の安心感と本命校受験に向けての課題確認ができる
- 合格体験でメンタル面が安定する
- 直前期は大手模試が減るため、リアルな入試を通じて現在の実力・弱点を把握できる
- 実力確認と戦略の微調整ができる
1月中に1校でも合格を持っておくことで、「どこにも行けないかもしれない」という不安が和らぎ、2月の本命校に落ち着いて臨めるでしょう。
そして、1月は大手模試が減るため、リアルな入試を通じて時間配分・ケアレスミスの傾向などを確認し、本命校までの残り期間で補強ポイントをはっきりさせられます。
デメリット・注意点

- 冬場の早朝移動・長距離移動で疲労や体調不良のリスクが高まる(風邪・インフルエンザなども含めて)
- 1月校の過去問対策や出題傾向の研究が増え、本命校対策の時間を圧迫しがち
- 1月に結果が出ることで、合格して安心しすぎたり、逆に不合格で落ち込んでしまったり、気持ちのコントロールが難しくなる場合がある
埼玉入試でもある程度は過去問演習などの準備が必要で、さらに当日は移動や試験で1日つぶれるため、直前期の貴重な勉強時間を使うことになります。
そして、合格・不合格の結果をどのように受け止め、気持ちを切り替えられるかという点も、埼玉受験をする上での大きな課題となるでしょう。
向いているケース・向いていないケース

向いているケース
- 初めての本番に強い緊張を感じそうな子
- 本番形式を一度経験すると調子を上げていけるタイプの子
- 1月校が「通学圏内で万一の進学先としてもアリ」と思えるご家庭
向いていないケース
- 合格で気が緩みやすい子
- 不合格を深刻に引きずりやすい子
- 1月の時点で学習が明らかに追い込み段階で1日も無駄にできない状況の家庭
こうしたメリット・デメリットを踏まえ、「子どもの性格」「現在の学力と仕上がり具合」「通学してもよいと思える学校か」で総合的に見て、埼玉受験をするかどうかを判断するのがおすすめです。
どのように学校を選べば良いかを考える
- どのくらいのレベルの学校を選べばよいか
(安全校・実力相応校・チャレンジ校のバランス) - 1月に何校、何日連続までが現実的か
- 出題傾向の確認(4科か2科か・記述量・算数の難度など)
- 合格をもらった後、2月本命をどう位置づけるか
「あくまでチャレンジするか、安全志向に切り替えるか」という戦略面。
合格できるレベルの学校は、自信をつけるためにも必ず受験することをおすすめします。
当日の流れ・持ち物・現地情報

当日のタイムラインと注意点
- 出発時刻
- 到着~集合~解散までの流れ
- お迎えの動線(どこで待つか・合流場所)
1校目は、受験生が非常に多い学校でした。
試験が終わると受験した部屋ごとに受験生が退出してきました。
かなりの保護者が待っているので、合流場所を決めておくといいでしょう。

冬の朝に気をつける服装・防寒グッズ
- コートやダウンの防寒着
- カイロ・マフラー・手袋などの防寒グッズ
- 会場内で脱ぎ着しやすい服装
冬の早朝はかなり冷え込みます。
移動は寒いですが、試験会場が暖かすぎる学校もあったようなので、脱ぎ着しやすい服装がいいでしょう。
服装や防寒対策は、子どもの感覚(暑がりや寒がり)に合わせて考えるとよいと思います。

埼玉の主要受験校周辺の交通アクセスの注意点
- 乗り換えミスを避けるコツ
- 朝の混雑を見越した時間設定
- 雪や電車遅延リスクをどう見積もりか
時間の余裕は気持ちの余裕につながります。
心配のないようリスクを見積もって考えましょう。

保護者の過ごし方と事前に決めておくこと
- 控室の有無や様子
- 近くで時間を潰せる場所
- 親子で決めておく連絡ルール
当日は子どもだけでなく、親の動き方も意外と重要です。
事前に決めておくことで、親子共に落ち着いて行動できます。
控室のある学校では、待つ時間がかなりあります。
本を持参したり、パソコンで仕事をしたりしている保護者もいました。
時間を有効活用できる準備もしておくとよいでしょう。
我が家の埼玉受験の体験談
埼玉受験の結果は
我が家は、1月10日の午前・午後と別の中学を受験しました。
午前は実力相応、午後は安全校。
結果は、2校とも合格!
実力相応だった午前の受験校では、本命ではなかったものの、受験直前期の模試の偏差値が過去最低点だったこともあり、合格をいただけて親子で泣いて喜びました。
「どこにも合格でかなかったら…」という不安から解放され、勉強してきたことが間違っていなかったと思えました。
1日空けての3校目はチャレンジ校。
見事に不合格でした(笑)。
埼玉受験を終えて
過去問対策は東京校と千葉校をメインにしていたため、埼玉校の過去問は直前で行ったため過去問入手に手間取りました。
塾に相談したところ、塾にあった過去問をプリントしていただくことができました。
結論として、お試し受験は我が家には必要でした。
前述しましたが、最低偏差値をとってから、どこにも受からなかったらどうしようという不安と心配の日々でした。
でも、この埼玉受験をしたことにより、模試の勉強ではなく、過去問対策の勉強をしてきたのだ、間違えていなかったと実感できました。
合格で気が緩むこともあるかもしれませんが、合格のない状態での本命校受験はかなり辛いと思います。
お試し受験での合格体験は、受験生親子にとっての支えになることでしょう。
1月10日午前の受験、人の多さに驚き
事前に情報収集は行って聞いてはいたものの、人の多さに驚きました。
行きの電車はぎゅうぎゅう。
受験校の最寄駅のホームは人であふれ、改札を通るまで一歩ずつ動くほどの混雑でした。
駅から受験校までの道は、テーマパークのような人の数。
道の左をたくさんの受験生親子、右は送った保護者が歩いていました。
受験後の合流は、たくさんの保護者が待っているという状況でした。
実際にやって良かったこと
- 合格できるレベルの学校を受験した
最初の受験で合格をもらえたことで、
娘の表情が明らかに変わり、親としても一安心できました。
「まずは合格体験をする」という目的は、
我が家の場合、とても大きな意味があったと感じています。
- 午前・午後受験の動線を事前に確認していた
午前校から午後校への移動を、事前に調べていたことで、当日は想定外のトラブルなく動くことができました。
午後の受験は学校ではなく、会場を借りての受験。
最寄駅について、まず念の為に会場の場所を確認しに行きました。
その後、昼食を近くのカフェでとり、少しリラックスできたようで、子どもの集中力維持につながりました。
当日について
- 当日の流れを親子で共有したが、実際は…
「何時に起きて、どこで別れて、どこで合流するか」など、
当日の動きを話していました。
しかし、現地では少し想定とは違っており、結局のところ臨機応変に動く感じになりました。
たくさんの受験生のいた1校目は、受験生親子がたくさんいたため入り口から少し離れたところで送り出し、親が待機できるよう開放していただいた体育館のメインアリーナで待ちました。
試験後の合流はなるべく解散場所近くで待機し、娘を見つけ名前を呼び、娘も気づいての合流となりました。
受験生が一気に大人数で出てくるのではなかったので、思っていたより娘を探しやすかったです。
- 朝食・昼食は
朝食は、娘は朝は弱くあまり食べないため、小さいおにぎりを準備して、乗り換えの駅の目立たない場所で食べました。
昼食は、簡単に食べれるようパンを準備はしていきましたが、食べる場所がなく、カフェで食事をとりました。
- 受験中の保護者は
1校目は、学校側でアリーナを開放してくれていたので、そちらで待ちました。
スマホを見たり、勉強したり、本を読んだり、パソコンで仕事をしている親御さんもいました。
かなりの時間を待つことになるので、時間を有効活用したい方は、何か準備をしておくとよいでしょう。
体育館なのでかなり寒く、準備したマフラーをお尻の下に敷いたり、防寒の準備をしておいて正解でした。
温かい飲み物も持参していたのでよかったです。
あめやチョコレートなど、ちょこっと口に入れたりできるといいかもしれませんね。
受験した学校の近くにはお店はなく、子どもを送って、一度学校を出て時間をつぶす保護者の方もいましたので、どうするか考えておくといいでしょう。
反省点
反省点としては
- 受験するかもしれれない学校は、一度見学に行っておくべき
- 埼玉校の過去問対策を直前までやっていなかった
この2点が上がります。
埼玉校は、通学するには遠いと思っており、お試し受験だけと考えていました。
しかし、もしかしたら通うことになるかもという想定もしておくべきでした。
そして、過去問も、もっと早い時期に一度挑戦し、傾向だけでも掴んでおけばよかったです。
志望校の過去問には出てこないような算数の問題があり、過去問3年分は解いて慣れることはできたのですが、時間がない状態でした。
チャレンジ校は、娘が1日目の埼玉校の合格をいただいてから受けてみたいと言い出し、実は一度も過去問を解いていない学校。
落ちて当然の結果でしたね。
志望校の過去問で時間のない中ではありますが、受験する学校の過去問に取り組む時間は、もっと早い段階で取っておくべきでした。
受験校の数が多くなるとその分負担も増えますので、まず受験の必要性と、どのように時間を使うかを戦略的に考えておくべきだったと思います。
まとめ 埼玉のお試し受験はこんな家庭におすすめ
埼玉校での「お試し受験」は、すべての家庭に必須というわけではありませんが、我が家にとってはやっておいて本当に良かった受験でした。
特に、次のようなご家庭にはおすすめだと感じています。
- 本番の雰囲気に慣れておきたい家庭
初めての入試本番は、想像以上に緊張します。
1月の埼玉受験で一度本番を経験しておくことで、2月1日の本命校では、落ち着いて試験に臨むことができました。
- 合格体験で自信をつけてあげたい家庭
1校でも合格を持っていることは、子どもにとっても親にとっても大きな安心材料になります。
「今までの努力は間違っていなかった」と感じられたことは、その後の本命校受験に向けて、精神的な支えになりました。
- 通学圏内で「万一の進学先」と考えられる学校がある家庭
1月校を「受けるだけ」の存在にせず、実際に進学してもよいと考えられる学校を選ぶことで、受験全体の戦略が立てやすくなります。
一方で、
移動の負担や直前期の学習時間、合否によるメンタル面への影響など、注意すべき点があるのも事実です。
だからこそ、
- 子どもの性格
- 現在の仕上がり具合
- 家庭としての受験方針
これらを踏まえて、「我が家に合うかどうか」を考えることが大切だと感じました。
埼玉での「お試し受験」は、
受験そのものの結果以上に、
本命校に向かうための心の準備ができた受験だったと思います。
これから中学受験を迎えるご家庭の、ひとつの体験談として参考になれば幸いです。
