【中学受験、何から手をつけたらいいの…?】
塾の予定、家庭学習、過去問、模試…中学受験が本格化すると、やることが一気に増えて、親も子も頭がいっぱいになりますよね。
そんな中、私たち親子を支えてくれたのが、「受験コーチゆうた」の個別指導と、その個別指導で実際に使ってきたスケジュール管理シートでした。
このシートを使うことで、今何をするべきかを把握し、1週間・1日単位の勉強の流れがパッと見えて、ムダや抜け漏れが減り、精神的にもゆとりができました。
この記事では、実際に活用した「ウィークリーシート」と「デイリーシート」の具体的な作成手順を詳しく解説します。
受験コーチゆうたの受講を検討している方や、受講はしないけれどゆうた式のスケジュールを知りたい・使ってみたいと思っている方のご参考になりましたら嬉しいです。
オンライン家庭教師&中学受験コーチング個別指導【受験コーチゆうた】
スケジュールシートを使うメリット
・やるべきことが明確になる
「今日は何をすればいいんだっけ?」
「どこから始めるのだっけ?」
と迷うことがなくなり、時間を無駄にせず、計画的に勉強が進められます。
・勉強時間が可視化できる
その勉強にかかる時間を考えて、予定に記入。
実際にどれくらい勉強したかを結果に記入することにより目で見えるので、達成感が生まれます。
・親子関係が良好に!
「勉強しなさい!」と言わなくても、子どもが自分で予定を決めるので、自ら行動するようになるのが大きなメリットです。
ゆうた式スケジュールは、YouTubeの概要欄からLINE登録すると、無料でダウンロードできます↓
ウィークリーシートの作成と使い方
ウィークリーシートとは?
1週間分の学習計画を立てるためのシートです。
ここで、この1週間でやらなくてはならないことを明確にしていきます。
- 週1回、親がサポートしながら一緒に作成するのがポイント!
ゆうた先生の個別指導では受講生のグループチャットがあり、毎週写真を投稿するので続けられました。
ウィークリーシート作成手順

- 直近の目標点数を書く
- 今週やるべきことを書く
- 日付を書く
- すでに埋まっている学校や習い事などの時間を埋める
- 空いている時間に重要なこと、やるべきことを書き入れていく
- 余ったところに重要でない宿題などを書き入れる
①直近の目標点数を書く
例 10/15 塾のテスト
国語 90点とる
右上の①直近の目標点数に
日付・科目・点数を具体的に書きます。
日付:テストなど具体的な日付
科目:最初は1教科
点数:何点取るか
・偏差値ではなく点数を決めます。
・子どもに取りたい最高点と最低点を聞き、その中間くらいに設定します。
②今週やるべきことを書く
例 国語 ・漢字 18〜19ページを2周
・予習シリーズ
物語文 選択問題 120分
左上の今週やるべきことに
どの教科を何ページ、何分やるかなどを具体的に書きます。
『やるべきこと』とは、目標点数を取るために何をすべきかです。
塾の授業を理解すること、テスト直しや苦手克服、重要な宿題、過去問対策などがそれに当たります。
前回のテストが70点で、目標点数が90点の場合、20点伸ばすことが目標です。
前回のテストを振り返り
・国語の大問1の漢字は満点にする
・物語文の選択問題を全問正解できるようにする
そうすれば90点取れる!
といった感じです。
お子さんと相談をして、どの教材のどのページをどのくらいやるかを決めていきます。
③日付を書く
例 10月9日〜10月15日
いつからいつまでか、日付を書きます。
④すでに埋まっている学校や習い事などの時間を埋める
例 何時から何時までを矢印、学校・塾 など
すでに埋まっている予定、学校・塾・習い事・外出などの時間を記入します。
⑤空いている時間に重要なこと、やるべきことを書き入れていく
例 何時から何時まで矢印
・計算 5ページ
・10/8のテスト直し 国語物語文
空いている時間に、重要なこと、2番で決めた今週やるべきことを具体的に書き入れます。
ページ数や量などどこをやるかを具体的に!
⑥余ったところに重要でない宿題などを書き入れる
余った時間に塾や学校の宿題などのあまり重要でないものを書き入れます。
この『重要でない』という表現は、成績アップ、志望校合格にとって重要かどうかということです。
学校の宿題は、中学受験生にとっては難しくないと思います。
時間がなければないなりに、短時間でこなすことができます。
問題の取捨選択
塾の宿題を全部やろうとすると、量が多すぎて問題をこなすだけになり理解できるまでには至りません。
押さえておくべき問題を、しっかり理解して、出来るようにすることが重要です。
塾の宿題が終わらない場合は、塾の担当の先生に相談してみてください。
応用問題など、やらなくてもいい問題を教えてもらえます。
スケジューリングではなくプランニングする
ただ予定を入れるのではなく、どのように勉強していくかを考えます。
その時に重要なのが
目標達成に必要なことを
先に書き入れること。
・1週間でどんなことをしたいか
・1週間後にどんな自分になっていたいか
を考え、必要な時間を先に確保する
ウィークリーシートの書き方は以上のような流れです。
この後、ウィークリーシートの内容をデイリーシートに日単位で落とし込みます。
重要なことや、やらなければならないことを忘れないためにも、ウィークリーシートの作成は有効です。
筆者の体験談
我が家の場合
・③と④の埋まっている予定を入れるところまで、親が作成。
・①②⑤⑥は、娘が決めたり親子で相談していました。
娘は自分で決めた予定なら、実行できることが多かったです。
ゆうた先生も
「子ども自身に決めさせると子どもはそれをやろうとする」
というお話をされています。
スケジュール表を作り続けていくことは、とても大変な作業です。
実際、親の負担も大きいです。
でも、ゆうた先生の個別指導を受講していたので、他の受講生も毎週グループラインに写真をアップします。
それを見ると、我が家もやらなければという気持ちになり、続けることができました。
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デイリーシートの作り方と活用法
デイリーシートとは?
1日の学習計画と実行結果を記録するシートです。
- 前日の夜または勉強を始める前に、計画を立てる習慣をつけるのがポイント!
- 計画と結果を可視化することで達成感が得られます。
- 1日の終わりに振り返ることで、計画通りに進んだかをチェックし次の日から修正していけます。
- 個別指導では、受講生のLINEグループチャットに毎日投稿するので、続けられる仕組みがあります。
ディリーシート作成手順

ウイークリーシートで決めた『直近の目標点数』を
あらかじめ記入したシートを用意しておく
①今日の重要な目標を書く
②今日やるべきことと範囲を書き出す
③A(最重要)・B(重要)・C(出来たらやる)の優先順位を決め、その中でも1・2・3‥と優先順位を書く
④その勉強にかかる時間を書く
⑤Aのタスクから先に計画予定に書く
⑥実行できたらチェック欄にチェック
⑦結果と時間を記入する
⑧その日の終わりに、終わったタスクの点数をつける
直近の目標点数
例 10/15 塾のテストで国語 90点とる
直近の目標点数は、ウイークリーシートで決めたものをあらかじめ記入しておきます。
①今日の重要な目標
例 18ページの漢字を全部書けるようにする
ウイークリーシートの直近の目標点数を達成するために、今日何をするべきか。
子ども自身が自問自答をして考えて書きます。
②今日やるべきこと・範囲
例 国語 ・漢字 P18 15個 2周目
・予習シリーズ 物語文 P54〜 選択問題 30分
①で考えた目標を達成するためには、今日何をすべきかを書き出します。
③優先順位をつける
例
優先順位 | 今日やるべきこと | 範囲 |
A1 | 漢字 2周目 | P18 15個 |
A2 | 国語予習シリーズ物語文 | P54〜 選択問題 |
B1 | 計算ドリル | P23 |
A3 | 算数予習シリーズ 授業の復習 | P76〜 |
A4 | 社会 授業の復習 | P58〜 |
B2 | 理科 昨日解いた問題の復習 | 昨日解いた問題 |
C1 | 学校の宿題 |
書き出した今日やるべきことにA・B・Cで優先順位をつける
- A:最優先(絶対にやる)重要な勉強
(6年生は過去問・苦手克服など、5生以下は授業の復習やテスト直しなど) - B:重要 復習や塾の宿題
- C:余裕があればやる
ABCの中でも123の優先順位をつけます。
④その勉強にかかる時間を書く
③まで記入した勉強に何分かかりそうかを考え、時間の欄に記入します。
⑤計画予定にAのタスクから先に書き入れる
例 ↓A1
かかる時間を矢印で書き、その矢印の横に優先順位の番号を書き入れます。
⑥実際に実行できたらチェック欄にチェック
実行できた項目のチェック欄にチェックを入れる
お気に入りのスタンプやシールなどもやる気アップに!
⑦結果と時間を記入する
右の結果の欄に実際に行った時間とタスク、そしてかかった時間を書きます。
⑧その日の終わりに、終わったタスクの点数をつける
- Aタスクが全て終われば80点
(Aが全て終わらなければ0点となる)
Bタスクは20点として採点します。
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おすすめのタイマーを紹介
娘が第二志望の中学に入学後、クラスで毎回トップの成績をとるクラスメイトから学習におすすめのタイマーを教えてもらいました。
早速、購入してみたところ、とても使いやすいデザインでしたのでおすすめしたいと思います。
- 勉強時間や休憩時間のカウントダウンタイマー
- どのくらい勉強したかを計れるカウントアップタイマー
- テストまでの日にちをカウントダウンできる機能 など
娘は、1日の勉強時間の累積に使ったり、休憩時間を計ったりと活用しています。
ゲーム感覚で、何分以内にこの問題を終わらせるなど、タイムアタックで楽しめるかもしれませんね。
私も家事などに使っていますが、ボタンが大きく使いやすいです。
時間を計って効率アップ!

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実行率を上げるための親のサポート
「受験コーチゆうた」のスケジュールは、親のサポートが必要不可欠です。
子どもの状況を見て、やるべきことを親が書き出しておくなど、何をするか選択できるように準備しておくと子どもの負担が少なくて済みます。
そして、子どもにどの時間で何をやるかを自分で決めてもらいます。
そうすることで、自分で決めたことだから、実行しようと思えるので勉強できるようになります。
親がやるべき3つのサポート
① スケジュール作成をサポート
- やるべきことなどを書き出しておきます
- 親子で相談しながらウィークリーシートを作成します
- 現実的で無理のない計画に!
② デイリーシートの振り返りをサポート
- 1日の終わりに実行結果を一緒に確認します
- 計画通りできたときはしっかり褒めましょう
③ 軌道修正を行う
- 計画通りにいかない場合は無理なスケジュールになっていないか見直します
- 終わらなかったタスクは、別日に入れます
- 子どもの様子を見て、柔軟に修正
筆者の体験談
我が家の場合、このスケジュールのやり方をパーフェクトにできてはいませんでした。
ページ数など細かく書けない日も、終わらずチェックがつけられない日もありました。
最後の点数をつけられる日は半分もなかったです。
でも、ゆうた式のスケジュールを続けることで、確実にやるべきことが明確になり、子ども自身が自分で決めて書くことで実行できることが増えました。
オンライン家庭教師&中学受験コーチング個別指導【受験コーチゆうた】
こんな親子におすすめ!
- 計画倒れになりがちで悩んでいる親子
- 勉強の習慣が定着していないご家庭
- 親子喧嘩が絶えない方(第三者が介入することで関係が改善)
おわりに
「受験コーチゆうた」のスケジュールシートは、計画と実行を可視化することで勉強を習慣化できるツールです。
- ウィークリーシートで1週間の計画を可視化
- デイリーシートで毎日のタスクを管理
- 親子で一緒に取り組むことで、継続しやすくなる
親のサポートは必要ですが、その分子どもが着実に成長する姿を実感できるはずです。
「計画倒れが続いている…」と悩んでいるご家庭は、ぜひ実践してみてください!
それでも…
もし、うまくいかない場合は、『受験コーチゆうた』の個別指導を検討してみてはいかがでしょうか。