受験が近づいてきた頃、子どもが塾から「出願写真の撮影パンフレット」を持ち帰ってきます。
出願に使う証明写真、塾で撮影すると結構なお値段…。
中学受験ではいろいろと出費も多く、できるだけコストを抑えたいですよね。
「でも、家庭で撮った写真で大丈夫なの?」と心配になる方もいると思います。
筆者も実際に心配しましたが
結論、自宅撮影で全く問題なし!
2024年に娘の中学受験を経験し、スマホアプリでの証明写真で出願した体験談をお伝えします。
中学受験の願書は「miraicompass」でWeb出願が主流
学校説明会や学校見学の予約で使用する「miraicompass」。
多くの中学がこの「miraicompass」でのWeb出願となっています。
学校によってはプリント写真を使用し、サイズ指定など異なる場合もありますので、学校の募集要項を必ず確認しましょう。
塾や写真館での証明写真撮影のメリット・デメリット
メリット
- 子どもが塾に行って撮影してもらうだけなので、親の撮影の手間や時間が不要
- 服装を気にする必要がなく、証明写真用に服装を加工し整えてくれる
- データと写真の両方を受け取るだけ
忙しいご家庭や手間をかけたくない場合はおすすめです。
デメリット
- 費用がかかる
- 表情が気に入らなくても撮り直しができない
- 撮影日が限られており、予定を合わせる必要がある
自宅で証明写真を撮るメリット・デメリット
メリット
- 印刷代のみでコスパがいい
- 日程や時間を気にせず、いつでも撮影できる
- 表情・髪型・服装など、納得いくまで撮り直せる
デメリット
- 親の手間と時間がかかる
- アプリの操作や撮影環境を整える必要がある
- 撮影用の服の準備
自宅撮影をするならアプリを試しておこう
塾での撮影はしないで、自宅での撮影を決めたなら、まずアプリで試し撮りをしてみてください。
もし「やっぱり塾で撮ればよかった」となっても、撮影日を逃すと写真館での対応が必要になってしまいます。
スマホやPC操作に不安がある方は、塾の撮影日までに必ず一度テストしておくのがおすすめです。
「miraicompass」にアップロードする写真について
- サイズ:縦600ピクセル×横450ピクセル
- ファイル形式:JPEGまたはPNG
- 容量:3MB以内
- 縦横比:4:3推奨
- 最低ピクセル数:縦横それぞれ250ピクセル以上
学校によっては独自の指定やプリント写真を貼る方式もあるため要確認。
無料の証明写真アプリを使った撮影方法
- スマホのApp Storeなどで、無料の証明写真アプリをダウンロード
我が家では「美肌証明写真」のアプリを使用しました - カメラで撮影をタップすると、位置の表示が出ます
- 細長い丸の枠内に入るよう顔を合わせ撮影し、下の「写真を使用」をタップ
- 頭頂部と顎の下端を指定の線に合わせ、右上の「完了」をタップ
- 切り取り画像、背景色(青・オフホワイト・白)を選び、右上の「完了」をタップ
我が家では背景色は青を使用しました - 美肌・彩度・明るさを調整し、右上の「完了」をタップ
- サイズ選択でサイズを選ぶ。指定のサイズがある場合はそのサイズを選択。
我が家では、40x30mmの履歴書、国家公務員、情報処理技術者のサイズを使用。 - サイズ選択で右上の「完了」をタップすると、「印刷用に保存」と「WEB申請用」が選択できます
「miraicompass」のWeb申請で使用するので「WEB申請用」を選択 - 600×450ピクセルを選択し、右上の「保存」をタップ
これで完了
スマホの写真に、”証明写真”と”背景のある写真”が保存されているので確認してください。
その証明写真のデータをスマホまたはPCから「miraicompass」にアップロードして使用します。
我が家では「美肌証明写真」を使用
我が家は「美肌証明写真」(iPhone)を使って願書用の写真を作成しました。
※我が家はiPhoneの「美肌証明写真」を使用しました。Androidの方は代替アプリをご利用ください。
写真を添付する場合
印刷して使用する際は、証明写真のアプリを開き、「写真を読み込む」を選択。
スマホの写真に保存されている”背景のある写真”を使用して、アプリの使い方の3から7まで同じように操作します。
8で「印刷用に保存」を選択し9で保存。
自宅のプリンターで写真用の用紙を使用し印刷、もしくはコンビニなどで印刷してください。
印刷する用紙、受験票だから厚手の紙がいい?
筆者は印刷する用紙で悩みました。
結論、普通のコピー用紙で問題なしです!
普通紙を指定する学校もありましたし、普通のコピー用紙で大丈夫です。
まとめ:我が家は自宅撮影で大満足!
我が家では、塾での撮影ではなく、自宅で証明写真を撮影しました。
- 費用がかからず、コストを抑えられた
- 娘が納得いくまで何度も撮り直せた
- 服装は卒業式用に準備したスーツを着用
もちろん手間と時間はかかりましたが、家にあるもので済ませられ、費用もほぼゼロ。
娘も気に入った表情の写真が準備でき、親子ともに満足のいく出願写真となりました。
中学受験の願書写真は「塾や写真館で撮る」だけでなく、自宅撮影という選択肢も十分アリです。